フィリピンの手技ヒロットとは

2026-09-02

ヒロットという言葉

フィリピンには「ヒロット」と呼ばれる手技が古くから伝わっています。もとは家庭や地域の中で、年長者から次の世代へと受け継がれてきた手仕事のひとつだと言われます。特別な儀式というより、日々の暮らしの延長にある手当てとして、フィリピンの島々で今も続けられているものです。地域によって手の運び方や呼び方に細かな違いがあるとも言われ、ひとつの決まった形があるわけではないようです。

家庭から始まった手仕事

ヒロットは、専門の施設でまとまって学ぶものというより、家族や近所の人同士で伝え合われてきた技術だと言われています。手の温度や力の加減、押す場所と流す場所の順番など、言葉での説明よりも、手から手へと繰り返し伝わってきた部分が大きいのも特徴のひとつです。フィリピンの生活文化そのものに根付いた手仕事として語られることが多く、暮らしと切り離せない存在だったことがうかがえます。

オイルを使った手の運び

ヒロットの施術ではオイルを使い、手のひら全体で肌の上を滑らせるように動かしていきます。強く押し込むことだけを目的とするのではなく、圧をかける場面とゆっくり流す場面を組み合わせながら手を運んでいくのが特徴です。オイルを使うことで手の動きがなめらかになり、一定のリズムを保ちやすくなると言われています。手のひらの面積を広く使う運び方も、ヒロットらしさのひとつとされています。

フィリピンで重ねた10年

YORIでお伺いするセラピストは、フィリピンで10年にわたりこの手技に携わってきました。日々の施術の中で、お客様一人ひとりの体の力の入り方や、好まれる強さに合わせて手の運びを少しずつ調整する感覚を積み重ねてきたと話しています。日本語・English・Tagalogに対応しており、言葉の面でも安心して過ごしていただけるよう心がけています。

暮らしの中の手仕事として

ヒロットは、特別な体験としてではなく、フィリピンの暮らしの中に自然にあり続けてきた手仕事です。長い年月をかけて家庭から家庭へと受け継がれ、今も続けられているその積み重ねを、お部屋という日常に近い場所で感じていただける機会になればと思っています。

ご予約・ご相談

鹿児島市・指宿市・南九州市・南さつま市へ出張いたします。ホテルのお部屋やご自宅へお伺いします。
受付 18:00〜23:00(年中無休)/ご予約の2時間後を目安にお受けしています。